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『ラ・チェネレントラ』・・・METライブビューイング

 今シーズンは本作で終わりですし、絶賛コメントを見たので、重い腰をあげました。以前は渋谷で観られたのに、東銀座の東劇がいちばん近そうです。歌舞伎座に行くときも感じていましたが、銀座線から日比谷線への乗り換え、とくに帰りが苦痛です。初めて行くので、さっそく道を間違えて新橋演舞場のほうへ行ってしまい、ギリギリに駆け込みました。演目と配役は下記のとおりです。 

ロッシーニ《ラ・チェネレントラ》
指揮:ファビオ・ルイージ/ Fabio Luisi
演出:チェーザレ・リエーヴィ/ Cesare Lievi
出演:ジョイス・ディドナート(アンジェリーナ/チェネレントラ)/ Joyce DiDonato
   フアン・ディエゴ・フローレス(ドン・ラミーロ王子)/ Juan Diego Fl�・rez
   ルカ・ピザローニ(アリドーロ)/ Luca Pisaroni
   アレッサンドロ・コルベッリ(ドン・マニフィコ)/ Alessandro Corbelli
   ピエトロ・スパニョーリ(ダンディーニ)/ Pietro Spagnoli
上映時間(予定):3時間24分(休憩1回)
MET上演日::2014年5月10日
言語:イタリア語

 

 なぜでしょう。あまりときめきませんでした。神のごとく崇めていたフローレスの王子様、声も技術も素晴らしいディドナートの表題役、指揮はルイジなのに・・・。ディドナートはこの役はこれが最後、ルイジはこの曲は最初だそうです。フローレスのドン・ラミーロはペーザロで2回、バルセロナで1回。忘れがたいのは2000年にガナッシと共演したペーザロの舞台です。プラティコも健在でした。ほかのキャストでも観ていますが、最悪はニースの公演でしたね。日本ではボローニャの引っ越し公演と藤原歌劇団のとけっこう観ています。

 生でないからでしょうか。いいキャストをそろえているのに、どこか隙間風が吹いていました。まず演出が好みでないし。主役の二人以外はすべて白塗り、頬紅真っ赤なのは、ブッファとセリアに分けたつもりなのかもしれませんが、一緒にやっているんですから、簡単に分離できません。あ、合唱団のアフリカ系の方のメイクは例外でした。二人の意地悪姉さんの下品な演技や、脚が一本ないソファーから転げ落ちたり、アンジェリーナのポケットからはみ出ていたリボンがどんどん伸びて、ドン・ラミーロが登場人物をぐるぐる巻きにしたり、どれも笑えませんでした。

 初めて知って、ちょっと気になったのはアリードーロ役のピザローニ。ペルトゥージがやったときは魔法使いのようでしたが、ボロ着を脱ぐと、金色の羽根をつけた天使です。若くて細面の美男子ですから、昔なら追いかけたかもしれません。羽根で思い出しましたが、やはりMETライブのオスカルが羽根をつけていましたね。イカロスの画が何度も出てきて、なぜ? と思っていましたが、破滅的な恋に引き寄せられる国王を太陽に向かうイカロスになぞらえたのではないでしょうか。

Cene4

 10月から始まる2014-15の予告がありました。15年3月に上演される『湖上の美人』」は、フローレス、ディドナート、バルチェッローナ、オズボーンとスカラ座と同じキャストですから、これだけは行きたいと思います。どうやらまだ生きているつもりらしいわ、私。

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コメント

メトのライブビューイング、今回は一度も行けませんでした。チェネレントラだけはと思っていたのですが、血圧の上下やめまいがひどかったり、出かける気分になれなかったので。
ほんと、変な演出だけは願い下げですね。
このオペラは理髪師を思い出させるところが多くて、ちょっと興ざめなんですが。
古い理髪師のCDを引っ張り出して聞いています。フィガロがレオ・ヌッチ、ロジ―ナがバルトリで結構なのですが、これでアルマヴィ―ヴァがフローレスだったらなあと思わざるを得ません。まだ名前も聞いたことのないころの録音です。
それにしてもお元気ですね。うらやましいです。

いえ、いえ、あまり元気ではないんですよ。外出先で知人に会いたくないという気分です。年寄臭がたっぷりの姿が恥ずかしいのは、まだ悟っていない証拠でしょうか。
 チェネレントラというオペラ、ロッシーニの作品の中ではあまり好きではありません。なんだかお説教っぽいし、ヒロインにもあまり感情移入できないのは、私がひねくれているからかしら。
 最近は耳鳴りが激しくて、イヤホンはダメになりました。

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