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梅雨の合間の近江・美濃・・・②MIHO MUSEUM

  2泊した大津のホテルは、JRの駅に直結なのと、チェックアウトが正午なのが取柄です。着いたとき、明日の朝食は混雑が予想されると言われて、さては団体様と覚悟しましたが、なんの問題もありませんでした。エレベーターでご一緒した上海から来たという方々もとてもフレンドリーでしたし,、海外を旅して、現地の方に親切にしていただいた身としては、できるだけ楽しんでいただきたいと思います。

 MIHO MUSEUMは、明日からしばらく休館するので、少し早めにJR石山まで行って、バスを待ちました。これが大正解。ほどなく長蛇の列ができ、満員で発車。唐橋を渡り、瀬田川沿いをしばらく走ったあと、カーブの多い山道に入りますから、50分近く立ちっぱなしは耐えられません。

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 レセプション棟でチケットを買って、美術館まで電気自動車に乗りました。

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 特別展は「和ガラスの美を求めてー瓶泥舎コレクション―」。愛媛県松山市にある美術館から逸品が来ています。一部は明治のものもありますが、ほとんどが江戸時代に作られたものです。記憶にとどめたいので、各章から代表作をUPしました。

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 第1章 江戸の暮らしにタイムスリップ

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 糸ガラス入り櫛

 第二章 日本好みのシンプルと装飾

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 玉細工屏風 六曲一隻

 後ろの景色は絵なのですが、手の込んだ涼し気な屏風でした。

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 型吹き色替酒杯五口

 第3章 和ガラスの色

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 型吹き紫色葡萄文蓋付碗

 第4章 ガラスの花園ー吹きガラスの食器・酒器Kiiro

  型吹き黄色菊花鉢

 第5章 和ガラス意匠さまざま

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 弦朝顔形盃 まるでリュトンですね。吸い飲みに見えなくもありません。

 第6章 清涼なるガラスー切子の妙味

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 薩摩切子銅紅被せ十字紋碗 丸に十の字の薩摩藩の紋が施されています。

 第7章 ハレの日のCoolな職人技

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 雛道具切子文具揃

 第8章 受け継がれる日本の美

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 ガラスビーズ飾り屏風 四曲一隻 長谷川栄太郎作(明治28年頃)

 

 日本にガラスが伝わったのは、弥生時代で、すでに炉の跡も見つかっています。当時は勾玉のような装飾品が多かったようです。正倉院の御物にも見事な器がありますが、これは日本製ではないかもしれません。平安時代以降、衰えを見せたガラス製品は戦国時代にやってきたキリスト教の宣教師が献上品として用いたことが大きくかかわって、珍重されるようになりました。鎖国が行われると、長崎を通じて輸入されていましたが、長崎でガラスが作られると、大坂や江戸に広がっていきました。

 そのあと開館20周年記念特別企画の「古代オリエント美術の愉しみ」を拝見し、床に施されたディオニュソス・モザイクもじっくり見せていただきました。

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 中央のディオニュソスがナクソス島でアリアドネを発見する場面を描いた部分と、周辺の幾何学文様、ギリシャ・ローマの神々や神話的世界を描いた部分とで構成されています。ディオニュソスの胸に表現された傷跡などは、のちに加えられたキリスト教への転向に伴う改竄ではないかと考えられています。 

 有名なディオニュソス・モザイクのあるケルンにはとうとう行けませんでしたので、時代もづ柄も違いますが、これで我慢しておきます。

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 この美術館は、宗教団体が母体になっていますが、宗教色は感じられませんでした。 

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