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ふじのくに・・・➁クレマチスの丘

 5月5日になりました。この日は、いつか行きたいと思っていた長泉町の文化複合施設・クレマチィスの丘に行く予定です。私の行動パターンでは、ゴールデンウィークは引きこもりですが、今年は異例。静岡から乗った熱海行の普通列車は、だんだん混みだして、ついにラッシュアワー状態。三島まで1時間を立ちっぱなしの憂き目を見なくてやれやれでした。三島駅前からクレマチスの丘までは無料のシャトルバスが1時間に1便出ていますが、発車20分前には長蛇の列ができていたので、できればこういう日は避けたほうが無難です。市街地を抜けて20分でクレマチスの丘に着きました。車窓から見える富士山の麗しさに本気で移住したいと思うほど。広い敷地は、クレマチスガーデン・エリアとビュフェ・エリアに分かれていて、30分置きに巡回バスが走っています。

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 チケットセンターで、ヴァンジ彫刻庭園美術館とベルナール・ビュフェ美術館の共通券を購入し、最初にヴァンジ彫刻庭園美術館に向かいました。

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 満員だったバスの乗客はどこに行ったのでしょう。ゆっくりと鑑賞できました。

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 ジュリアーノ・ヴァンジは、現代イタリアを代表する具象彫刻の巨匠です。1931年フィレンツェ近郊のバルベリーノ・ディ・ムジェロに生まれ、フィレンツェで学びました。ルネサンス以来の人間表現の伝統から逃れるため、1959年からブラジルに渡りますが、三年後イタリアに戻り、以来一貫して、人間の感情の複雑さを具体的なかたちによってあらわす、彼独自の彫刻の探求に専心します。1967年のストロッツィ宮殿の個展では、近代社会の人間が抱える閉塞感を鋭く表現し、同時代の人々の共感と喝采を得ました。 以後、イタリア国内で好評を博したヴァンジは、ヨーロッパのみならず日本やアメリカでも発表を重ねます。(HPより)

 いまはペーザロに住んでおられるそうで、それだけでもハイテンション。撮影可でしたが、上手に撮る自信がないので、HPから2作品を挙げておきました。ダイナミックで、しかも静かな雰囲気を醸し出す表現です。

 館内で4月22日から10月30日まで須田悦弘氏の「ミテクレマチス」という展覧会も催されています。本物と見間違えるほど精巧な花や草木の彫刻作品をインスタレーションと呼ばれる展示方法で発表している方ですが、朴の木から繊細に彫りだして彩色したクレマティスの花が思いがけない場所に配されています。

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 そのあと屋外の展示とクレマティスや薔薇を楽しみました。

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 巡回バスで5分、ビュフェ・エリアに来ました。お食事をするなら、クレマチスガーデンエリアがいいのですが、帰りのバスの混雑を顧慮して、美味しいランチは諦めました。正面がベルナール・ビュフェ美術館です。

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 ベルナール・ビュフェ美術館は、戦後の具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示するために、岡野喜一郎(1917-1995)によって1973年11月25日に創設されました。収蔵作品数は油彩画、水彩画、素描、版画、挿画本、ポスター等あわせて2000点を超え、世界一のビュフェコレクションを誇っています。

 最初に「ベルナール・ビュフェ再考 代表作から見るビュフェの半世紀」を拝見。ビュフェの作品をこれほどまとめて観たのは初めてです。敗戦後にビュフェの作品に触れて、この美術館を創った方の思いも含めて、濃密な時間を過ごしました。ビュフェの死の真相や岡野氏が頭取を務めた銀行にまつわる芳しくない情報など、俗っぽいお話を忘れさせる力作ぞろいです。

 次は「絵画と創造力 ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」。戦争によって傷ついた人々を描いたフランスと日本の画家を交錯させた展示です。船田玉樹の名前に久しぶりに出会いました。「原爆の図」は、1950年代に大きな反響を呼びましたが、これまで接する機会がありませんでした。

 大展示室は、2面にビュフェの大作、1面に「原爆の図」が展示されています。

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 お昼どきはお弁当持参のピクニックの方でいっぱいでした。美術館に入らなければ無料で楽しめます。

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 クレマチスの丘から歩くと、この吊り橋を渡ってきます。

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 ここから帰りのバスが出ます。このあと、また長蛇の列ができて、次のクレマチスの丘のバス停から乗ると、三島駅まで立たなければなりません。

 三島駅から新幹線に乗って、ぎっしりと内容の詰まった私のゴールデンウィークは終わりました。

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コメント

寡聞にして、クレマチスの丘  知りませんでした。
ジュリアーノ・ヴァンジという彫刻家も。 この女性像、特に気に入りました。
三島でしたら、我が家からだと日帰りでいけそうです。いってみます。
それにしてもココログの調子が悪くてはらがたちます。
blogを始めてからは、 ブログに書いてしまわないと、コトが終わった気分になれないので、モヤモヤしています。ダメだとすぐドラマや ゲームに逃げ込んでしまうのです。
電話できいてくださいと、niftyからmailをいただいていますが、そうすると一日かかずらわることになるかとおもって、そのまま。
すべてが面倒になっています。 なさけないです。

 ゴールデンウィークでないときに再訪したいと思っています。美術館は東京では考えられないほど空いていました。評判のいいイタリアンのお店もありますよ。ヴァンジ
は、カラーラの近くのピエトラ・サンタとペーザロでお暮しのようです。館内も撮影可なのですが、ちゃんと写せる自信がなくて、やめました。

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