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栃木の旅・・・③大雄寺

 雲巌寺までのバスの運転手さんに、帰りに1時間ほどで見られるお勧めの場所はないかと尋ねて、教えていただいたのが雲巌寺からバスで22分の大雄寺です。大雄寺入口のバス停から、私の足でも5分もかからず山門の前に着きました。読みは「だいおうじ」ですから、車内のアナウンスをぼんやり聞いていて、危うく下り損ねるところでした。このお寺のことは念頭にありませんでしたが、とてもいい雰囲気です。

http://www.daiouji.or.jp/daiouji_flower.html

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 大雄寺は、応永11年(1404)余瀬白旗城内に創建された600年以上の歴史を持つ曹洞宗の禅寺です。応永33年(1426)に戦乱により焼失し、文安5年(1448)黒羽藩主第 10代大関忠増により再建されました。その後、大田原藩の大田原資清との争いで第13代大関増次は敗れ、大関家の後継第14代高増(大田原資清の子)が天正4年 (1576)に本拠黒羽城を余瀬白旗城から現在の地に移築しました。大雄寺もこの時期に移築し、大関家累代の菩提寺となっています。大関家は1万8000石の小大名ですが、室町時代から明治に至るまで存続した大名は、あまり多くありません。大雄寺の9棟の建築物(本堂、禅堂、庫裏、鐘楼、経蔵、総門、廻廊3棟)は、国の重要文化財の指定を受けています。御朱印を頂いただけですぐ帰ってしまった女性以外は誰にも会わず、静かな境内を独り占めです。

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 石柱門の奥は、またしても手すりのない石段です。でも、雲巌寺に比べると段差が優しく、雨でも滑る心配はありません。

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 参道で石仏が迎えてくださいます。

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 参道を登っていくと山門が見えてきました。

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 羅漢の丘。

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 ここから左に進むと黒羽藩主大関家累代墓所があります。

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 本堂の前の庭園を廻廊が取り巻いています。

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 総門です。

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 本堂の庇が深く、雨に濡れずに一周できる梅雨どきにはありがたいお寺です。

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 鐘楼も茅葺です。

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 総門付近に戻ってきました。ロマネスクの修道院の廻廊を思い出しましたが、木造ですので、優しい感じです。

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 廻廊に掲げられた大雄寺の沿革。枝垂れ桜や牡丹など花の時期には賑わうのでしょうが、花より静寂です。

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 石柱門前の道を行くと、大田原市が力を入れている芭蕉の里の観光スポットが並んでいます。芭蕉の道入口に「行春(ゆくはる)や 鳥啼(とりな)き魚(うお)の 目は泪(なみだ)」と刻んだ句碑が建っています。

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 黒羽城の黒門跡は芭蕉公園になっています。奥の句碑は「田や麦や中にも夏のほとヽぎす」。

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 木立の奥にちらりと見えるのが旧浄法寺邸です。元禄2年(1689)に江戸を発った松尾芭蕉は、門人の曽良とともに「奥の細道」行脚の途中黒羽の地を訪れ、旅程中最も長い14日間逗留し、知人や史跡を訪ねました。宿泊先は、江戸で芭蕉の門人となっていた黒羽藩城代家老浄法寺高勝(桃雪)邸とその弟鹿子畑豊明(翠桃)邸ですが、桃雪邸は、黒羽城の三の丸にありました。現在残っている旧浄法寺邸は、芭蕉が逗留した建物ではありません。

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 芭蕉の道の一部です。

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 黒羽藩校「作新館」の跡。

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 「芭蕉の里くろばね紫陽花まつり」が開催中でしたが、バスの発車時間が迫ってきましたので、ごう一部しか見ていません。

 那須塩原に向かう市営バスに乗ったころから雨脚が激しくなってきました。帰宅した日から西日本の豪雨の報に接し、瓦礫と化した大切な生活の拠点の映像を見て、言葉もありません。避難所といえば体育館に雑魚寝。我が国は、悲惨な目に遭っている方々に、こんな劣悪な環境しか用意できないほど貧しいのでしょうか。











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