最近のトラックバック

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ
Photo by フリー写真素材 :: Free.Stocker

やはり旅は最良のリハビリ

 情けないことを書いて、ご心配をかけました。本当に申し訳ないと思っています。旅に出る前は心が後ろ向きになって、不安感でいっぱいでした。いつもうきうきと準備するのに、行きたくないという気持ちが断ち切れず、われながらどうしたことかと・・・。

 ところが、ミラノに着いて、友人と夕食をともにしたころから元気が出てきて、翌日、3本の列車とプルマンを7時間以上かけて乗り継ぎ、メラーノ郊外のチロル城が彼方に見えたときは、完全に復調です。上り坂も苦になりません。20分近く歩いてお城に入り、教会の素晴らしい浮彫の門の前で、 もううっとり。

003

ミラノに着いたときは激しく降っていた雨もやんできて、翌日は青空のもと、素朴な聖堂の中のフレスコ画を訪ね歩きました。

 詳しいことはHPに書きますが、お天気と同様、苦しんできた心の闇が嘘のように晴れたのです。多い日は2万歩も歩き、たくさんの方に親切にしていただきました。

 オペラは今回は4公演にとどめました。とくにスカラ座の「湖の女」は、三度も観ることができ、もう思い残すことはありません。

Italia nell'Arte Medievale

 Italia nell'Arte Medievale は写真も多く、有難いサイトですが、さて、どうやって行くの? という疑問には全く答えてくれません。せめてIndirizzoがわかれば、Googleで検索できるのですが・・・。

 このサイトのもう一つの欠点は、ときどき見られなくなること。今日、再開されているのに気付いて、夢中であっちだ、こっちだ、とドキドキしていました。もしも10月に行けたら、ミラノを拠点に、最低二か所は訪ねられると思って、候補地を探しています。昨年、タクシーに乗れず、あえなく敗退したSanseporcloは確定ですから、あとはどこにしましょう。やはり行かれた方の体験が伺えるところが安心なので、Brescia郊外のMontichiariも候補です。ただ、youtubeにイタリア語のコメント付きの動画が紹介されているのを見ると、ちょっと坂になっているのが心配です。

  Mod_file_1350

 いまとても気になっているのがSant'Egidio a Sotto il monte。てっきりSotto il monteという町にあるのかと思ったら、かなり離れたFonrenellaにあるようです。いくら調べても住所もわからないので、途方にくれていますが、古びたたたずまいが心を騒がせます。

Sotto3

 Nonantolaの場合はcomuneのHPの情報が豊富で、下記のような有難い地図まで載っていました。

http://www.museodinonantola.it/mappa_nonantola.php

Abbazia di Nonantola(ノナントラ修道院) その2

 モデナの北東14 キロにあるノナントラに751年(752年あるいは753年という説もある)にランゴバルト王アイストゥルフ(Aistulf)が創設したベネディクト会修道院があります。ここは中世のイタリアではモンテ・カッシーノに次いで重要な修道院で、初代の院長ノナントラの聖アンセルムは重要な公文書保管所をつくりました。
 ここに所蔵された文書類には重要なものが数多く残されています。とくに824年に始まるポー川沿いの森の用益権をめぐった修道院=領主と農民の裁判記録は日本でいえば東寺百合文書を思い起こさせる内容です。また独特の記譜法を伝えていることでも知られています。

Img_1272low
 修道院全体は過日の姿を留めていませんが、現存する修道院付属のサン・シルベストロ教会は、正面扉周囲の浮き彫りの保存状態が良いそうです。

Emma

 また、ノナントラにあるエンマ荘の屋根裏部屋にファットリーエ・ジャコバッツィのバルサミコ酢が眠っていると聞くと、買いに行きたくなります。第二次大戦中、エンマ荘の屋根裏部屋に73人のユダヤ人の子供たちが匿われていて、ドイツ軍が侵攻してきた時、町の人たちは一致団結して彼らを隠し通し、ついには全員がスイスに逃げ延びることに成功したというお話をあるブログで読みました。
 バスの時刻表や町の地図も見つかったし、ボローニャからミラノに戻る途中で、ぜひノナントラに寄ってみたいものです。

Abbazia di Nonantola(ノナントラ修道院) その1

Nonantola_2

ノナントラの美術館(左の塔)と聖堂後陣

「もし」が10個以上ついての話ですが、10月にボローニャに行ってみたいと思って、机上ではプランができあがりつつあります。イタリアではジェノヴァ、ボローニャ、ミラノ、さらにウィーンとアムステルダムでオペラを観、合い間にロマネスクの聖堂を見学。以前の私なら、なんの造作もないことながら、足腰が承知してくれるかどうか。

 ボローニャの帰りにモデナで途中下車して、ノナントラの聖堂と美術館に行ってみたい。以前、計画したことがあったのですが、そのときは検索が不十分でモデナからのバスの本数が非常に少ないと思いこんでいました。ある方のブログでヒントをいただいて、再度、調べてみたら、たくさん出ています! これで決まり。

 後世の修築が多いそうですが、もともとはランゴバルド起源で、ロマネスクの時期の浮き彫りなども残っています。ランゴバルドと聞くと、なぜか血が騒ぐんですよね。近くに中世の塔を利用した博物館があるので、できればそこもと夢はふくらむばかり。久しぶりに「あれも観たい! これも聴きたい!」病が再発しそうです。

 先日、クリニックの先生に投薬のことを尋ねてみたら、ニッコリ笑って、「昔は重大に考えすぎていましたが、いまはそんなことはないんですよ、心の風邪のようなものですから」と言われました。克服するには、旅こそ妙薬に違いありません。

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 2-3)

Agliate05_1   クリプタのフレスコ画は18世紀に修復されたものです。

 隣接する多角形の洗礼堂にはフレスコ画が残っているようです。やはり描かれた場所で本物を見るのが最も望ましいかたちですから、足を運びたくなります。

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 2-2)

              左側のAgliate11cop_1 身廊に残っているフレスコ画は10世紀前半に描かれたもので、18世紀になって一部は手直しされました。

行き方

P..GR駅からSEREGNO駅までFSに乗って、C.T.N.MのプルマンでCARATE=AGLIATE で降りれば行けそうです。10:43発に乗れば、11:06着。徒歩700mで聖堂に着くとすると、見学できる時間は1時間15分ぐらいでしょうか。バスの便が少ないのが残念です。

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 2-1)

C0080097yal Agliateという小さな町にも起源が10世紀末か11世紀前半に遡るサンティ・ピエトロ・エ・パオロ聖堂があります。少し強行軍になりますが、Gallianoの聖堂と組み合わせることも可能です。

写真は鐘楼と多角形の洗礼堂

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 1-3)

Affresco_madonna_tra_i_santi_particolare_1 聖堂の内陣や壁部、クリプタに11世紀のフレスコ画の連作が残っています。人だけではなくて家畜まで住んでいた時期があったので、保存状態の良くない部分もあるようですが。

行き方

 

Cantù si trova a 10 Km. da Como e a 40 Km. da Milano. E’ raggiungibile con:

- l’autostrada A9 Milano-Lainate-Como-Chiasso (uscita a Fino Mornasco o a Lomazzo);

- la superstrada Milano-Lecco (uscita ad Arosio o a Mariano Comense);

- la S.S. 35 dei Giovi;

- le FMN linea Milano Asso (fermata di Mariano Comense - coincidenza con autobus di linea);

- le FF.SS. linea Como-Lecco (fermata Cantù)

- linea Milano-Como-Chiasso (fermata Cantù Cermenate);

- autobus di linea da Como e da Milano.

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 1-2)

聖堂に隣接するサン・ジョヴァンニ洗礼堂(ロマネスク様式前期)にはロンバルディアで最古の洗礼盤があります。フレスコ画はすっかり剥落してしまいました。Battistero_large_1

ロマネスクの聖堂(ミラノ近郊 1-1)

Complesso_large_5 次の機会にミラノからコモに向かって40キロほど行ったCantù 郊外のサン・ヴィンチェンツォ聖堂とその隣のサン・ジョヴァンニ洗礼堂に行こうと思います。

 11世紀の初めにいまある姿となったサン・ヴィンチェンツ聖堂は19世紀初頭には農家になってしまって、内陣には藁が積まれていたそうです。

ORARI APERTURA BASILICA DI GALLIANO

Lunedì: giorno di chiusura

da martedì a venerdì:  9.30 / 12.30  15.00 / 18.00

sabato e domenica: 9.30 / 11.30  15.00 / 17.00